後藤正治ノンフィクション集 第6巻 『牙』『不屈者』



内容紹介
『牙』
初版2002年/登場人物:江夏豊
◆マウンドに立てば目の前の敵に全力で牙を剥く「プロの中のプロ」がいた。縦縞のユニフォームの男。投手・江夏。みんな彼のことを憶えている。通賛成績206勝158敗193セーブ。そしてあの21球。長嶋がいて王がいた。村山がいた……。グラウンドが真剣勝負に満ち、日本中が燃えていた時代を知る者のみならず、全ての野球ファンに捧げる傑作ノンフィクション。



『不屈者』
初版2005年/登場人物:森安敏明、村田亙、谷川浩司、井村雅代、山野井泰史
◆情熱に、限界はない。逆境の真ん中で見出した、人生の意味──絶望からカムバックした5人の「達人」の魂を描く人物ノンフィクションの最高峰!!プロ野球を追放され、少年野球の世界で再生した元投手。全てのタイトルを失った後に、生涯の名手を放った棋士。ワールドカップでの不運を糧としたラガーマン。組織を追われ、独力で名伯楽となったシンクロコーチ。生命の危機に瀕しても、なお山を目指す登山家……人物ルポの名手の傑作集!


関連カテゴリ:
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商品コード:
9784833902564
販売価格(税込):
2,592

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(選択中のタイトル:後藤正治ノンフィクション集 第6巻 『牙』『不屈者』)

書籍情報

発行日:2010/7 、 判型:文庫判 ・ソフトカバー 、 頁数:650頁 、 その他- 、 装幀:鈴木一誌 、 発行:ブレーンセンター

著者

後藤 正治(ゴトウ マサハル)

1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。
『空白の軌跡』(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』(岩波現代文庫)で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で第十四回桑原武夫学芸賞、を受賞。

2016年、書き手として出発して以降、2010年までに刊行された主要作品のほとんどが収録されている「後藤正治ノンフィクション集(全10巻)」の刊行が完結。

他の著者に、『関西の新実力者たち』(ブレーンセンター.1990)、『刻まれたシーン』(ブレーンセンター.1995)、『秋の季節に』(ブレーンセンター.2003)、『節義のために』(ブレーンセンター.2012)、『探訪 名ノンフィクション』(中央公論新社.2013)、『天人 深代惇郎と新聞の時代』(講談社.2014)などがある。


上記内容は2016年時点のものです。

目次

『牙』
序章………反抗
第一章……ごつい奴
第二章……早春
第三章……九月の三日間
第四章……兄貴
第五章……黄金バッテリー
第六章……個人事業主
第七章……大阪ブルース
第八章……伝説
第九章……六球の攻防
第十章……化け物
第十一章…世紀の落球
終章………記憶
あとがき

『不屈者』
幻の史上最速投手──元プロ野球投手・森安敏明
閃光、走る──ラガーマン・村田亙
美の成熟──棋士・谷川浩司
泥沼に花ありて──シンクロコーチ・井村雅代
登攀──登山家・山野井泰史
あとがき

第六巻解説─道浦母都子
第六巻への覚書

道浦母都子「解説」より

一九六〇年代後半から七〇年代にかけての一連の学生騒乱は、戦後日本への青春世代からの少々荒っぽい問いかけだったと私は考えているが、その代替として負った傷も浅くはない。今、その点を詳しく述べるつもりはない。わかる人にだけわかれば、いいことなのである。
「江夏への旅」は、後藤さんにとって、青春期に於けるたったひとりの抵抗、そこで受けとめ、 抱きしめ続けたものを、どんくさく、決してスマートとはいえない江夏という人物の風貌や 生き方に重ねての旅だったのだろう。熱い夏ほど、早く終わる。けれど、その夏を抱きしめながら生きる者こそ、本当の人生を味わえるのではないか。後藤さんが言いたかったのは、まさにこのことだろう。