後藤正治ノンフィクション集 第5巻 『スカウト』『奪われぬもの』



内容紹介
『スカウト』
初版1998年/登場人物:木庭教
◆これが日本プロ野球を支える陰の男たちだ!
広島カープの黄金時代を演出した名スカウト、木庭教と戦後野球史。広島カープの黄金時代を演出し、のち大洋、オリックス、日ハムに多くの大器を送り出した男、木庭教(きにわさとし)。才能ある選手を求め、40年にわたって日本全国を歩きまわったその足跡は、そのまま戦後プロ野球史である。球界を支える〈影の男たち〉=スカウトの哀歓にスポットライトをあてた傑作ノンフィクション。

『奪われぬもの』
初版1997年/登場人物:福永洋一、高橋直人、福間納、林敏之、中川茂一
◆戦い抜いた果てに人は何を見るのだろう。トップに立つ者の恍惚と不安。人はなぜ戦うのだろう?戦い抜いた果てになにを見るのだろう?競馬の福永洋一、ボクシングの高橋直人……。時は容赦なく彼らの夢を、力を、プライドを奪いさる。しかしなお<奪われぬもの>の一条の光。それこそがファンの眼を射る。練達の筆が冴えるスポーツ・ノンフィクション5篇。


関連カテゴリ:
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商品コード:
9784833902557
販売価格(税込):
2,592

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(選択中のタイトル:後藤正治ノンフィクション集 第5巻 『スカウト』『奪われぬもの』)

書籍情報

発行日:2009/12 、 判型:文庫判 ・ソフトカバー 、 頁数:720頁 、 その他- 、 装幀:鈴木一誌 、 発行:ブレーンセンター

著者

後藤 正治(ゴトウ マサハル)

1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。
『空白の軌跡』(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』(岩波現代文庫)で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で第十四回桑原武夫学芸賞、を受賞。

2016年、書き手として出発して以降、2010年までに刊行された主要作品のほとんどが収録されている「後藤正治ノンフィクション集(全10巻)」の刊行が完結。

他の著者に、『関西の新実力者たち』(ブレーンセンター.1990)、『刻まれたシーン』(ブレーンセンター.1995)、『秋の季節に』(ブレーンセンター.2003)、『節義のために』(ブレーンセンター.2012)、『探訪 名ノンフィクション』(中央公論新社.2013)、『天人 深代惇郎と新聞の時代』(講談社.2014)などがある。


上記内容は2016年時点のものです。

目次

『スカウト』
序章………夏
第一章……薬売りのごとく
第二章……重いバット
第三章……怪童を生んだ時代
第四章……二人だけのパレード
第五章……ワンプレーによって
第六章……もうひとつの仕事
第七章……スカウト仁義
第八章……加州の目利き
第九章……番手買い
終章………雨
参考文献
あとがき

『奪われぬもの』
伝説への旅──天才騎手・福永洋一
窪んだマウンド──阪神タイガース、中継ぎ投手・福間納
遠いバンク──56歳の競輪選手・中川茂一
リング──ボクサー・高橋直人
ラガー──史上最強のFW・林敏之
あとがき

第五巻解説─柳原和子
第五巻への覚書

柳原和子「解説」より

後藤正治さんは、同世代の作家たちの誰もが描けずにいる、いや、じつはないがしろにしてきた人の情というものに、ささやかな、しかし確実な光をあてて、この時代のなかで、喘ぐ私たちを励ましつづけてくれている。