父の日記



内容紹介
第三四回伊奈信男賞受賞作品
【収録作品】
「父の日記」写真46点
「ひがた記」写真42点

干潟──消えては現れる幽かな命の痕跡。
2年後、父が死んだ──。
干潟に父の日記が重ねあわせれるとき、生命の脈動が聞こえ、希望が見えてくる。

花、草、虫、鳥、貝、そして人……。循環する生命の鼓動。
大阪湾の環境再生実験のため、岸和田の沖合につくられた人工の干潟。小学校の運動場くらいの大きさの干潟に、2005 年の夏から1年あまり通い、四季のうつろいのなかで撮影をした。陸と海との境界ボーダーである干潟では、潮の満ち引きによって、地面が水没と干し上がりを繰り返す。


関連カテゴリ:
アート×ブレーンセンター
  太田順一
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 アート
  アート:写真集
商品コード:
9784833905442
販売価格(税込):
3,740

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(選択中のタイトル:父の日記)

書籍情報

発行日:2010/3 、 判型:タテ200×ヨコ210(mm) ・ソフトカバー 、 頁数:117頁 、 その他写真全88枚 、 装幀:造本=鈴木一誌 、 発行:ブレーンセンター

著者

太田 順一(オオタ ジュンイチ)

1950年、奈良県生まれ。写真家。
早稲田大学政治経済学部中退。大阪写真専門学校卒業。

[ 写真集 ]
1987年「女たちの猪飼野」晶文社
1988年「日記・藍」長征社
1989年「佐渡の鼓童」ブレーンセンター
1996年「大阪ウチナーンチュ」ブレーンセンター
1999年「ハンセン病療養所 隔離の90年」解放出版社(第12回写真の会受賞)
2002年「ハンセン病療養所 百年の居場所」解放出版社
2003年「化外の花」ブレーンセンター(日本写真協会賞第1回作家賞受賞)
2007年「群集のまち」ブレーンセンター
2010年「父の日記」ブレーンセンター(第34回伊奈信男賞受賞)
2015年「無常の菅原商店街」ブレーンセンター

[ 著書 ]
2005年「ぼくは写真家になる!」岩波ジュニア新書
2013年「写真家 井上青龍の時代」ブレーンセンター

[ 共著書 ]
1993年「いつか見た風景」ブレーンセンター

上記内容は本書刊行時のものです。