子どもの写真は、もう撮れない



内容紹介
溌溂として元気だった子どもたちの一瞬を捉えた、希求と祈りの写真集。

近年、子どもたちが犠牲になる凶悪事件が相次ぎ、街で子どもの写真を撮ることも難しくなってきた。《いやな世の中である。こんなことが続く限り、子どもたちの写真は、もう撮れない》と著者は言う。だが、これでいいのか。

この写真集をじっくり見てほしい。そんなに昔の写真ではない、数年前まで子どもたちは、こんなに生き生きとした表情をしていたのだ。自分たちで遊びを工夫し、小さい子も大きい子も一緒になって遊んでいた。\n(中略)\n街に子どもたちを呼び戻そう。子どもたちだって、きっと外で遊びたいはずだ。「おっちゃん、カメラのぞかせて」「おっちゃん、どこから来たん」。子どもたちにまとわり付かれるような時代が再び訪れることを切望する。
(「まえがき」より)

●関連情報
・4/22 朝日新聞 掲載!・4/29 赤旗新聞 掲載!・ 毎日放送 Voiceにて紹介!・5/17 NHK かんさいニュース1番(関東地域も放送)にて妹尾 豊孝 出演!・5/20 読売新聞 掲載!・5/28 公明新聞 掲載!・6/30 週刊東洋経済 掲載!


関連カテゴリ:
アート×ブレーンセンター
  妹尾豊孝
全ジャンル一覧
 アート
  アート:写真集
商品コード:
9784833905411
販売価格(税込):
2,640

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(選択中のタイトル:子どもの写真は、もう撮れない)

書籍情報

発行日:2007/5 、 判型:タテ200×ヨコ210(mm) ・ソフトカバー 、 頁数:160頁 、 その他写真全128枚 、 装幀:鈴木一誌+仁川範子 、 発行:ブレーンセンター

著者

妹尾豊孝(せのお・ゆたか)
1940年、岡山市生まれ。1959年、福岡県立田川中央高校卒業。1984年、大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校・大阪)卒業。写真集に「大阪環状線・海まわり」(93年)、「5‚000‚000歩の京都」(97年)、「神戸 西へ東へ」(01年、いずれもマリア書房)、「50年ぶりの炭都 筑豊田川の今」(05年、ブレーンセンター)、「子どもの写真は、もう撮れない」(07年、ブレーンセンター)がある。1994年、日本写真協会新人賞、写真の会賞受賞。