岸和田だんじり讀本



内容紹介
取材12年、執筆6年。ついに刊行!!「祭りの当事者だから書けたし、編集もできた(前ミーツ編集長 江弘毅)」

岸和田だんじりの歴史・文化とそのこころ。大工・彫物師の仕事と物語。江戸・明治〜現在の岸和田型地車267台全履歴と地車工匠名鑑。


祭といえば岸和田だんじり祭。
今や関西のみならず、日本一と称される勇壮な祭である。
一年が祭のためにあり、命賭けの「遣り回し」を決め、
「今年もええ祭やった」と泣く男たち。
そのだんじり祭のバックボーンとなる歴史・文化とその精神を余すところなく編集した大著である。
また著者・編者はじめ写真・絵図・装丁など一切を岸和田だんじり祭の当事者が取り仕切った。

だからこそ出来た、
史上初、正真正銘の「岸和田のだんじり本」 である。


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商品コード:
9784833904339
販売価格(税込):
2,095

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書籍情報

発行日:2007 、 判型:A5判(学術書等) ・ソフトカバー 、 頁数:320頁 、 その他 、 装幀:- 、 発行:ブレーンセンター

著者

●泉田祐志(いづた・ゆうじ)岸和田市筋海町に生まれる。幼少の頃から古い大工の家系を有する岸和田祭好きの祖母や親戚やまわりに大工・職人が多く住むという環境の中に育った。小学生の時に自町の地車を調べ始めたのをきっかけに、その他の町の地車にも興味を持ち調べ始める。その後、地車大工・彫物師からの聞き書きを重ねる。21歳の時、地車研究の若松均氏に出会い多くの教示を受ける。筋海町では昭和60年青年団団長、平成9年拾五人組組長、平成17年若頭筆頭を務める。また平成13年から岸和田だんじり祭振興会のホームページ内で「祭狂狂爺爺」のペンネームでだんじりコラムを執筆している。

●萬屋誠司(よろずや・せいじ)岸和田市大工町に生まれ、幼少時よりだんじり祭に親しむ。平成11~16年岸和田だんじり会館に勤務。見學稔氏、泉田祐志氏の師事のもと、だんじりの調査・研究に打ち込む。岸和田だんじり会館十周年記念誌『岸和田のだんじり』を編集(平成15年9月発行)。現在、大工町新調委員、私立飛翔館高校「だんじりコース」非常勤講師(平成17年~)。

●江弘毅(こう・ひろき)編集者。岸和田市五軒屋町生まれ。だんじり祭で育つ。京阪神エルマガジン社で「ミーツ・リージョナル」「西の旅」誌編集長ほか取締役編集本部長を歴任。06年退社、大阪・中之島に編集集団(株)140B設立。著者に『岸和田だんじり祭だんじり若頭日記』(晶文社)、『「街的」ということ~お好み焼き屋は街の学校だ』(講談社現代新書)など。平成15年五軒屋町若頭筆頭。京都精華大人文学部非常勤講師。

●藪内博(やぶうち・ひろし)画家。岸和田市中町生まれ。80年代は、演劇活動(劇団「天使の誘惑館」を主宰)に没頭、90年代、グラフィック・DTP活動を経た後、画家生活へ。演劇仕立ての絵画作品と平行して、地元では毎年だんじりの絵を制作、発表している。かたわら幼児・こども対象の絵画教室「アトリエズガ」を設立し、本人曰く明日の日本のため、こどもたちと絵や工作で格闘中である。