化外の花



内容紹介
荒地で一人、春を待つ。(あれちでいちりん、はるをまつ。)
太田順一が花を撮る。

「花に逢わん―――。そんな思いでこの何年か歩いてきた。足が向くのは街中ではなくもっぱら外れたところ、湾岸の埋立地にある工業地帯である」\n 『女たちの猪飼野』『佐渡の鼓童』『大阪ウチナーンチュ』『ハンセン病診療所』シリーズなど、常に意欲的な作品を発表してきた写真家の最新作品集。「化外」とは「天子様の教えの届かないところ。王権のおよばないところ」を意味する。自身も「化外の民」であり続けたいという写真家が撮った、かれんで、けなげで、崇高ですらある花々。
日本写真協会賞第1回作家賞受賞。


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アート×ブレーンセンター
  太田順一
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 アート
  アート:写真集
商品コード:
9784833904247
販売価格(税込):
1,980

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書籍情報

発行日:2003 、 判型:タテ200×ヨコ210(mm) ・ソフトカバー 、 頁数:102頁 、 その他写真全99枚 、 装幀: 、 発行:ブレーンセンター

著者

太田順一(おおた・じゅんいち)\n1950年、奈良県生まれ。フリーカメラマン。早稲田大学政治経済学部中退 大阪写真専門学校卒業\n\n\n[写真集]\n1987年「女たちの猪飼野」晶文社\n1988年「日記・藍」長征社\n1989年「佐渡の鼓童」ブレーンセンター\n1996年「大阪ウチナーンチュ」ブレーンセンター\n1999年「ハンセン病療養所 隔離の90年」解放出版社(第12回写真の会賞受賞)\n2002年「ハンセン病療養所 百年の居場所」解放出版社\n2003年「化外の花」ブレーンセンター(日本写真協会賞第1回作家賞受賞)\n2007年「群集のまち」ブレーンセンター\n2010年「父の日記」ブレーンセンター(第34回伊奈信男賞受賞)