アルチザン都市論



内容紹介
都市の周縁と装置からの提言。
外国人と新しい職人(アルチザン)たちによる「異人町」構想の<場>から問いかける体感的都市更新論。

そしてその町づくりの主体にと期待されるのが、例えば、職住の場を自らの意思で決定することが可能な新しい自営層、アーチストやクリエイターなどのプロフェッショナル、「アルチザン(新しい職人)」なのである。・・・・彼らは都市の新しい参入者として、都市の"周緑"に新しい価値を持ち込んで、旧来の都市を活性化していく。そんな中から、彼らは新しい都市の文化を生み出し、都市の産業と経済を活気づけ、そこを魅力ある都市空間へと変えていく。・・・・「異人」たちによる「周緑的な都市空間」の創出と「都市の装置」による地域活性化のアイデアを、・・・・取りまとめてみた。\n過去、そこでは、都市に住み、都市で働き、都市の"顔"となる人々が、都市を支える生活空間としての「町」をさまざまにつくり上げてきた。・・・・都市に生き、都市で働き、都市の顔となるような人が近代の「都市計画」によって生み落とされた都市空間にうまく入り込んで、その都市空間を使いこなしながら、その都市空間がもつ資産や資源を活用して、そこを新しい都市の中の生活の空間、「町」に再生させていく。いわばハード=施設系に頼った都市の再開発ではなく、ソフト=都市という環境を必要とする新しい居住者による新しい都市空間づくり、いまそんな都市の活性化による「都市更新」が求められている。
(はじめに・より)


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商品コード:
9784833904049
販売価格(税込):
1,922

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(選択中のタイトル:アルチザン都市論)

書籍情報

発行日:1992 、 判型:A5判(学術書等) ・ハードカバー 、 頁数:205頁 、 その他- 、 装幀:- 、 発行:ブレーンセンター

著者

國本喜之(くにもと・よしゆき)1947年大阪生まれ。立命館大学卒業後、クレジットカード会社、旅行代理店勤務を経て1986年、都市づくり、旅・旅行観光、コンペンションなどの企画、運営、プロデュースを行うリエゾン オフィスを設立。1982年から地元での町づくり、「異人町」構想を異人町会議の代表者としても推進。また、大阪の都市"体感"型観光の提案として「ダイナーツアー」をスタートさせるなど、各分野の人と情報をリエゾン オフィサーとしてネットワークアウトする。第一回「ワンダーランド大賞」(産経新聞大阪本社提唱)優秀プロデューサー受賞。

目次

■第1章 周緑的な都市空間 新しい「都市づくり」への試論
 1社会・文化における「中心と周緑」
 2周緑的な都市空間の発見
 3周緑的な都市空間の形成
 4都市・大阪での「周緑的な都市空間」の提案

■第2章 「異人町」構想 新しい「町づくり」への提案
 1海港都市から開港都市へ
 2大阪市西区九条デルタ(川西)地区
 3「異人町」構想
 4「異人町」構想の課題と展望

■第3章 都市の装置 新しい「都市づくり」への視点
 1「都市装置」という考え方
 2「都市装置」による都市づくり
 3「都市装置」からの提言

あとがき