なにわ塾第1巻 生きがいをもとめて 究極なるものへの思慕



内容紹介
飯島幡司(朝日放送顧問)。経済界の重鎮であり、経済学者、クリスチャンでもある氏が、人間の生の究極の意味へ向かう心とはなにかを中心に、敬虔な歩みを語る。
聞き手・野尻武敏

人間は無限を求め永遠をあこがれる。この心に生きることによって神と同じ世界に住む。しかるに経済はしょせん物質のいとなみに過ぎない。物質は変化し消滅する。変化し消滅するものは無限にも永遠にも当たらない。それはこの世の春秋を渡る手段としては必要不可欠のものではあるが、人生究極の目的ではあり得ない。手段に過ぎない。これに心を奪われて絶対の大事を見失ってはならない。
飯島幡司


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商品コード:
4875940157
販売価格(税込):
550

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書籍情報

発行日:1981/10/20 、 判型:新書判 ・ソフトカバー 、 頁数:222頁 、 その他- 、 装幀:- 、 発行:ブレーンセンター

飯島幡司(朝日放送顧問)

1888年大阪江戸堀生まれ。1897年洗礼を受けカトリックとなる。1911年神戸高等商業学校(現神戸大学)卒業。1914年同校講師、のち教授。1918年久原商事入社、久原系で経営難の大阪鉄工所を建て直し、今日の日立造船の基礎を築く。1932年論説委員として朝日新聞社入社、のち同社出版局長。1952年朝日放送取締役社長。著書に「社会問題の根本観念」「金融経済論」「日本紡績史」「キリスト教の社会観」「遍路」「青衣女人」など数多い。