背番号のない青春



内容紹介
スター選手のみが中心になりがちな最近の高校野球だが、その陰には下積みのまま卒業していく野球部員や、カチワリ氷を売ったり、観客の去ったあとのスタンドを掃除するといった青春群像が数多く存在する。
この写真集はそんな青春にスポットをあてたスターの写らなかった甲子園を撮影したものである。

大島渚映画監督「私もまた高校生時代まぎれもない「背番号のない青春」あるいは「グラウンドのそとの青春」の一人であったので、若い友人である畑祥雄君の写真は心にしみた。欲を言えば写真にはムラがあり、私は人間くさく泥くさい部分に多く惹かれたが、さりげないショットにも自ら青春にある者でなければとらえられない「無心」がある。


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  アート:写真集
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(選択中のタイトル:背番号のない青春)

書籍情報

発行日:1980/8/1 、 判型:タテ210×ヨコ210(mm) ・ソフトカバー 、 頁数:70頁 、 その他- 、 装幀:秋山高廣 、 発行:ブレーンセンター

畑祥雄

関西学院大学総合政策学部教授。1950年、京都市生まれ。同志社大学法学部卒。75年からフリーの写真家となる。86年「第3回咲くやこの花賞」受賞。93年ロッテルダム・フォト・ビエンナーレに個展招待。93年、成安造形大学メディアデザイン群助教授。94年京都国際映画祭ハイビジョンフェスタで監督作品がグランプリ受賞。96年インターメディウム研究所「大学院」講座設立に参加、ゼネラルマネージャーに就任。アジア太平洋人権情報センター企画運営委員、文化財画像データベース研究会委員、芸術とヘルスケア調査委員会委員を務め、現在、NPO法人千里アーカイブステーション副代表理事、大学ではブロードバンド放送のサイエンス&カルチャー番組制作の実践研究に取り組む。主な写真集に「背番号のない青春」(ブレーンセンター、1980)、「西風のコロンブスたち」(同、1985)、「HANAKO」(同、1990)、「アート・マネージメントの現場/スーパスタッフ」(ペヨトル工房、1995、共著)など。